神石高原町森のこみち推進協議会

森林セラピーとは?

森林セラピーとは、癒し効果が科学的に検証された「森林浴効果」をいいます。
森林セラピーは森の中に身を置くことにより、リラクゼーション効果や免疫機能の改善を目指すもので、森林の地形を利用した歩行や運動、森林内のレクリエーション、食事療法などによりこれを行います。
神石高原町は平成26年にセラピー基地の認定を受け、森の香りや空気の清浄さ、美しい森の色彩や景観などが人の生理に及ぼす効果について、医学実験による検証を終え、お墨付きを得ています。  
「森林セラピー®」は、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティの登録商標です。基地の登録には厳正な審査があります。詳しくはこちら⇒森林セラピー総合サイト登録商標について 

五感で感じる森の力

●聴く

森の中には様々な音を聴くことができます。風に揺れる木の葉、さえずる鳥の声、奏でる虫の合唱など、普段気に留めないような音を感じてください。これらの音を聴くことにより人間の体は血圧の低下や脳活動の鎮静化などの効果を得られます。

●触る

自然の素材を手や足で感じてみてください。落ち葉のクッション、木の幹、芽吹く山野草に触れることでよりくつろいだ感覚や心地よさを感じることが出来ます。

●見る

人は外部からの情報の多くを視覚から得ています。見ることによる情報は、たとえば梅干を見ると唾液が出るなど様々な体の機能に影響を与えます。森の景色を見ることによるリラックス効果はとても大きなものです。緑を眺めることにより、血圧の低下や、脳活動の鎮静化する効果を得られます。

●嗅ぐ

森の中で深呼吸をすることで樹木から放出されるフィトンチッドを取り入れることが出来ます。フィトンチッドは殺菌力があり微生物の活動を抑制する働きがあります。また、森の香りは心を落ち着かせ、血圧や脳の活動を沈静化する働きがあります。

●味わう

森林は有機物の宝庫です。木の実やきのこなど山から得られる恵みは新鮮で力強い自然を感じることが出来ます。体に栄養を与え、心に充実感を与えます。

【引用元】森林セラピー総合サイト