★2022★神石高原町ホタルガイド
●ゲンジボタル
ゲンジボタルは比較的大きいホタルで成長の体重が15mmくらいあります。幼虫がカワニナをえさとするため、綺麗な川で生息し成虫になっても川付近を飛び回ります。成虫が夜を飛び回るのは6月下旬頃がピークです。時間は20時~21時ごろでも見ることができます。
神石高原町で最も多く見ることができるホタルで、どの地区でも見れます。
鑑賞スポット
ゲンジボタルの鑑賞スポットとして有名な場所は、阿下地区の阿下川や牧地区の福枡川付近、豊松地区の天田川付近などがありますが、比較的小さい川でも見ることができます。その中でお勧めのスポットは豊松地区です。7月以降の目撃は少ないです。2022年の豊松ほたる祭りは中止となりました。
ホタルの森冒険&撮影会はこちらからお申し込みください。 観光協会FBページ
●ヒメボタル(キンボタル)
ヒメボタルは体長7mmと、ゲンジボタルやヘイケボタルより一回り小さいホタルで、雌は飛びません。また、ゲンジボタルと違い幼虫はカタツムリをえさとするため、森林に生息し、成虫も山の木々の中を飛び回ります。雌が飛べないため地域によって固体差があり、特に帝釈峡のヒメボタルは帝釈峡にしか生息しないカタツムリをえさとしているので大変学術的にも貴重なホタルです。なお、ヒメボタルが学名でキンボタルは俗名です。鑑賞できる期間は1週間~10日程度と短くピーク時は7月中旬頃です。
帝釈峡神龍湖湖畔ヒメボタル(金ボタル)観察会について
毎年7月上旬に開催されていました「金ボタルの夕べ」が平成29年度より諸事情により中止となりました。それにともない、安全に観賞できる場がなくなりました。
そのため、平成29年度より、安全に、かつ、ホタルの生態系を守るために、ピーク期間中は有償でガイドによる観察会を当会主催で行うことになりました。
★令和4年度のガイドの時期・内容は次の通りです。(感染症の状況次第で中止となる可能性もあります。ご了承下さい)
【帝釈峡金ボタル観察会の概要】
令和4年度の金ボタル観察会は以下の内容で実施いたします。
【ガイドの実施日】7月6日(木)~7月15日(金)
【ガイドの時間】19時45分受付・集合。開始20時~終了21時予定
【集合場所】「帝釈峡スコラ高原入口」付近
※県道25号線から県道452号線(スコラ高原方面)に入り50mほど進み、スコラ高原看板のところを右に曲がります。
※すぐそばに車が停車していますのでそこが受付場所です。
【参加料金】予約された方500円/人(税込)当日飛び込みの方1000円/人(税込)
※小学生以下無料
※感染症防止対策のため原則予約申し込みでの受付としております。当日参加はご遠慮下さい。
※代金はガイドの人件費、諸経費、ホタル保護に使用します。
【参加方法】当観光協会に予約(下記ボタンから予約できます)をして頂くか、宿泊施設(帝釈峡スコラ高原、
休暇村帝釈峡、錦彩館、養浩荘に予約をして頂きます。当協会への予約の場合は当日精算、宿泊施設への予約の場合は、料金は宿泊施設に御支払下さい。
【ガイドの内容】
受付(集合場所で料金を徴収)⇒ガイドによる説明(約10分)⇒現地に移動⇒現地で観察会(約30分)⇒移動・終了
【注意事項】
1.アルコール・香水・虫よけスプレーなどをつけて観察会にご参加しないで下さい。.叫ぶ、大声で会話するなどは絶対にしないで下さい。
※金ボタルは匂い・騒音に大変弱いホタルです。金ボタルが逃げます。
2.この期間は写真・動画撮影はお断りしています。絶対にやめて下さい。
※ホタルにストレスをかけないで、自然な状態での観賞を皆様にして頂きたいので、申し訳ありませんがスマホやデジカメ等での撮影をお断りいたします。小さな光でも影響を与え金ボタルが逃げます。自然な状態の鑑賞ができないため、絶対にやめて下さい。
金ボタルの撮影をしたい方は、別の場所をご案内しますので、観光協会へお問合せ下さい。
3.ガイドの指示に従ってください。
周りが真っ暗なので、ガイドがもつ光を中心として動きます。安全を第一に考えて、ガイドをしますので、勝手な行動はとらないで下さい。
4.上記3点について、現地にて厳守して頂くよう誓約書に記名して頂きます。
●ガイドをする期間は、ホタルの出現が多いと期間のみとなっています。6日~15日以外 の日(天候等により18日まで実施する可能性あり)や21時以降は少ないですが観察することはできます。その期間はガイドがいませんので、自己責任で見学をお願いします。その際、観察時の注意事項は守って頂きますようよろしくお願い致します。
【感染防止対策】
ガイドも参加者もマスクの着用をして頂きます。また、受付で検温の実施と、参加者の氏名・連絡先の確認をいたします。ツアー時には参加者の距離を1m以上保つようにいたします。
その他鑑賞スポット及び撮影スポット
ヒメボタルの鑑賞スポットとして有名なのは、帝釈峡神龍湖付近、油木出佐谷地区付近です。
油木出佐谷地区のヒメボタルについて
生息地は道路際ですが、山際で細い道沿いなので、なるべく地元の方の案内で観賞ください。またヒメボタルの撮影を希望される方はこちらへお越し下さい。
撮影される方は、地元の方に邪魔にならないよう、マナーを守り撮影をして下さい。カメラマンのマナーが非常に悪いとの報告を頂いており、このままだと撮影をご遠慮頂くことにもなりえます。ご注意ください。
【イベント情報】ヒメボタルを観る夕べ
開催日;7月16日土曜日
開始時間;19時~ 集合場所;東幸館
※この日の撮影はご遠慮ください。鑑賞を目的としたイベントとなります。