広島県の中国山地に囲まれた神石高原町でテントサウナの貸切・レンタルプランやイベントを行っているジンセキ テントサウナを運営しております、神石高原町観光協会の山田です。
今回は「テントサウナを自分でやってみたい!」という方のために、揃えるべき物についてお伝えします。
結論、テントサウナをするために必要な費用はどのテントやストーブを選ぶのかや、どこまで道具を揃えるのか、何人でサウナをするのかによって大きく変わりますが、ジンセキ テントサウナの場合は、6名定員のテントと諸々の備品を揃えて、30数万+一人2万5千円程の金額となっています。
『「最低限必要な物」だけでテントサウナをやってみたい』という方でしたら、20数万円+一人1万円ほどで足りるかと思います。
「最低限の準備物」と「あった方が良いと思われる物」に分けて詳しくお伝えします。
自分でテントサウナに挑戦!【最低限必要な物リスト】
テントサウナをするのに最低限必要と思われる物をリスト化してみました。
名前 | 用途や注意事項 | 大よその価格 |
---|---|---|
★テントサウナ本体 | 信頼できるメーカーで購入ください | 7万円~ |
★薪ストーブ | 信頼できるメーカーで購入ください | 5万円~ |
★サウナストーン | 信頼できるメーカーで購入ください | 5千円~ |
焚き火シート等 | ストーブの下に設置するガード | 3千円~ |
薪(広葉樹がおすすめ)、着火剤 | 燃料(消耗品) | 1千円~ |
耐火グローブ | 薪を入れたりする | 2千円~ |
ガスバーナー | 薪の着火 | 1千円~ |
火ばさみ | 薪を入れたりする | 1千円~ |
水やロウリュ用のアロマ水 | サウナストーンにかけます | 2千円~ |
バケツとコッパー(柄杓) | アロマ水などを入れてかけます | 2千円~ |
一酸化炭素チェッカー | テント内の一酸化炭素濃度を計測 | 3千円~ |
●サウナイス | 金属製は熱くなるので木製がおススメ | 8千円~ |
●タオル | 速乾性のタオルが便利です | 2千円~ |
●休憩用イス | ととのえるイスを | 1千円~ |
★は特に信頼できるメーカーから購入されることをおすすめします。
●は人数分必要です。
特にテントサウナとストーブの価格はピンキリなので金額に幅がでますが、安く済ますと10数万円ほどで収まる計算です。筆者の場合は、[I am sauna]のテントサウナとストーブセット(約19万円)を購入し、合計費用はおおよそ20数万円+一人1万円(サウナイスやタオル、休憩イスが人数分必要)ほどになりました。
★テントサウナとストーブは【I am sauna】がおススメ
テントサウナは様々なメーカーから、3万円~20万円ほどと幅広く販売されており、何を買えば良いか一番迷うところだと思います。
筆者はこれまでに有名なメーカーのサウナテントは一通り使用・体験してきましたが、機能性と使いやすさとコスパから日本発のメーカー【I am sauna】のテントサウナとストーブのセットが最もおススメです。ポップアップ式なので初心者でも簡単に一瞬で設営ができます。
テントサウナ用テント 89,000円
テントサウナ用ストーブ 98,000円
テント&ストーブセット 187,000円
※2023年10月現在の価格です。送料別。
中国メーカーなど、もっと安い物もたくさんありますが、安全性と機能性を考えると【Iam Sauna】等の信頼できるメーカーをおすすめします。
自分でテントサウナに挑戦!【できればあった方が良い物リスト】
以下は無くてもテントサウナはできますが、経験上あったほうがより良いサウナになるので、あった方が良い物のリストです。予算や好み、運搬できるキャパに余裕があれば購入されると良いと思います。
名前 | 用途や注意事項 | 大よその価格 |
---|---|---|
ストーンガード | サウナストーンを高く安全に設置 | 5千円~ |
温湿度計 | 温度管理のため | 2千円~ |
断熱マット | テント内に設置 底冷え対策 | 5千円~ |
すのこ | テント内に設置 裸足で快適 | 3千円~ |
ヴィヒタ | 叩いて発汗作用やマッサージ効果 | 3千円~ |
熱波用タオル | ロウリュ後の熱波を楽しむ | 1千円~ |
●サウナハット | 熱波から髪の毛や耳などを守る | 1千円~ |
●ガウン | 外気浴中の肌寒さから守る | 3千円~ |
●サンダル | クロックスなどがおすすめ | 1千円~ |
水風呂・プール | 川があったり真冬は無くても○ | 6千円~ |
火消し壺 | 使い終わり残った薪火を素早く鎮火 | 2千円~ |
灰かき棒 | ストーブ内の灰や燃えかすを集める | 1千円~ |
テーブル | 手荷物等を置く | 3千円~ |
収納ボックス | 道具を収納する | 1万円~ |
●は人数分必要です。
「何人でサウナをするのか」によって金額は異なりますが、筆者の場合は、総額約30万円+一人につき2万5千円程になりました。(6名定員)
忘れてはいけない「運搬方法」と3つの「スペース」
こうして道具を揃えていくと発生する問題が「荷物の運搬方法」と3つの「スペース」問題です。
「荷物をどうやって運ぶのか」ということと、テントサウナを「する場所」、「メンテナンスする場所」、「保管する場所」をそれぞれ確保して、道具を揃える必要があるので注意です。
ちなみに、筆者の場合は荷物運搬は軽トラックを使っておりますが、6人用のテントサウナセットを運ぶのにかなりパンパンになります。
「スペース」に関しては、「テントサウナをする場所」の確保はできている場合が多いですが、「テントなどが汚れた場合、どこで水洗いして乾かすのか」、「テントをどこで保管するのか」ということは案外見落とされがちです。
道具を使いこなせて初めて良いサウナができる
以上の道具を全て買い揃え、運搬方法や場所の確保ができて、ようやく「テントサウナ」ができる土壌に立ったわけですが、次はそれぞれの道具を使いこなしていく「スキル」が必要になります。
もちろん目指すサウナや個人差によりますが、私の場合だと30回ほど繰り返し使用して、ようやく皆さまにご満足いただけるようなサウナができるようになったかなという感覚があります。(もちろんまだまだ改良の余地がありますが)
私の失敗談として、初めてのテントサウナは、セッティングするだけで想像以上に時間がかかり、中々温度が上がらず、身体も充分に温まらず、日が暮れた夜に凍えながら片付けた、苦い思い出があります。
全くのテントサウナ未経験者がいきなりテントサウナを購入してサウナをするということは、なかなかハードルが高いことです。
「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、まずはお近くのテントサウナができる施設等で、実際に体験してみることをおすすめします。
ジンセキ テントサウナでは、水着だけご持参頂けたら、神石高原の絶景スポットでテントサウナが一日体験できる貸切レンタルが【15,000円+おひとり様1,000円】で楽しめます。
経験豊富で日本で唯一のテントサウナの安全指導者の資格を所持している筆者と一緒に準備をしますので、初めての方でも、女性のの方でも安心してご利用頂けます。
「テントサウナの購入を検討している」という方からの相談も乗っていますので、どうぞお気軽に聞いてくださいね♪